府中市の動物病院「シンシアアニマルクリニック」は、府中駅7分、分倍河原駅9分(駐車場2台)。犬・猫を診療。土曜・日曜・祝日も診察。循環器・腎泌尿器・消化器の疾患と腫瘍の治療に注力。生涯のかかりつけ医として動物たちの生活をサポートします。

健康診断について

健康診断のご案内

健康診断とは、診察や検査で健康状態を調べることで健康の維持や病気の予防、病気の早期発見に役立てることを目的とする「一次予防」です。
自治体や職場、学校などで行う健診や人間ドックなどと同様で、わんちゃんやねこちゃんの健康状態を把握し、生活習慣の改善や病気の予防のための対策などを考えていきます。


当院では基本となる健診セットの他、オプション項目の追加や単項目での検査もお受けしております。
年齢や体調の変化、また特定の病気がないか気になるなど、目的に合わせて内容をお選びいただけます。
とくに心臓や腎臓が気になる方には検診コースもご用意しております。


健康診断の内容

  • 健診基本セット
    • 身体検査
    • 血液検査
    • 尿検査
    • レントゲン検査
  • オプション項目
    • 心臓バイオマーカー ANP
    • 心臓バイオマーカー トロポニンⅠ
    • 腎臓バイオマーカー シスタチンC(犬)
    • 腎臓バイオマーカー SDMA(猫)
    • 尿タンパククレアチニン比(UPC)
    • 甲状腺ホルモン単検査(T4)
    • 甲状腺ホルモン3項目検査(T4、fT4、TSH)
    • 血圧測定
    • エコー検査(心臓)
    • エコー検査(腹部)

各項目の説明

健診基本セット

  • 身体検査
    視診、聴診、触診を行い、可視粘膜、眼、耳、口腔内、体表リンパ節、皮膚、被毛、肛門周囲、関節の動き、心音、呼吸状態、腹部の様子など、主に外観上に異常がないかを調べます。
  • 血液検査
    血球計算および生化学検査を行います。
    血球計算は、白血球、赤血球、血小板の数や顕微鏡で各細胞の見た目を評価し、感染や炎症兆候の有無、貧血などがないか調べます。
    生化学検査は、肝機能、腎機能、血糖、脂質などを数値化し、内臓の機能や代謝に問題がないかを調べます。
  • 尿検査
    尿比重、尿タンパク、尿糖などを検査し、主に腎臓病、糖尿病、尿石症、尿路感染などがないか調べます。とくに腎臓の機能を知ることができ腎臓病の早期発見には有用な検査です。
    皮膚病の原因菌に効果のある抗生物質を特定する検査です。
  • レントゲン検査
    X線を用いて胸とお腹の中を可視化し、内臓の形、大きさ、位置などが本来あるべき状態かどうかを確認します。あるべきものが無かったり(臓器欠損など)、本来無いものがあったり(ガン、胸水、腹水など)、本来の状態と異なっていたり(腫大、萎縮など)がないかを調べます。
  • オプション項目
    • 心臓バイオマーカー ANP
      ANPとは血管拡張作用ならびにナトリウム利尿作用を持つペプチドホルモンで心房筋の進展刺激に反応して即座に血液中に放出されます。とくに左心房のうっ血兆候を反映するので犬の僧帽弁閉鎖不全や猫の心筋症などによる心房拡大などを知る手がかりとなります。
    • 心臓バイオマーカー 高感度心筋トロポニンⅠ
      心筋トロポニンとは主に心筋細胞に存在する心筋特異的なタンパクです。通常、生理的にはほとんど血液中に存在しませんが心筋の障害に伴って血中に逸脱するため心筋の損傷を反映します。犬の拡張型心筋症や猫の肥大型心筋症などの重症度の評価に有用です。
    • 腎臓バイオマーカー シスタチンC(犬)
      シスタチンCは低分子蛋白で、糸球体で自由に濾過(ろか)され、尿細管では分泌されません。糸球体濾過量(GFR)の低下に伴い、クレアチニンよりも早期に上昇することが知られています。犬、とくに15kg以下の小型〜中型犬に対して有用な腎機能マーカーです。
    • 腎臓バイオマーカー SDMA(猫)
      SDMAは対称性ジメチルアルギニンといい、その90%以上が腎臓から排泄されます。慢性腎臓病においてクレアチニンよりも早期に上昇することが知られており、腎臓病の早期発見に有用です。
    • 尿タンパククレアチニン比(UPC)
      尿中のタンパクとクレアチニンを測定し、その比を算出することで異常なタンパクの漏出がないかを調べます。主に腎臓の糸球体傷害の有無や慢性腎臓病の進行具合、予後判定などに用います。
    • 甲状腺ホルモン単検査(T4)
      サイロキシン(以下T4)は甲状腺ホルモンの一つで主に新陳代謝を促進する働きがあります。犬ではT4の分泌が低下する甲状腺機能低下症、猫ではT4の分泌が増加する甲状腺機能亢進症が知られています。
    • 甲状腺ホルモン3項目検査(T4、fT4、TSH)
      T4は甲状腺疾患以外の要因(主にサイロキシン結合タンパクの増減をきたす異常)でも変動することがあるため、そういった影響を受けにくい遊離サイロキシン(fT4)を測定することでより正確な評価が可能になります。また、脳の下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモン(TSH)も合わせて測定することで甲状腺に関わる機能をより詳細に評価できます。
    • 血圧測定
      高血圧の有無を調べます。とくに心臓疾患と腎臓疾患においては病気の進行に伴い血圧が高くなり、身体に悪影響を及ぼすので治療が必要となります。
    • エコー検査(心臓)
      心臓の動きや血流の状態、心筋の厚みなどをリアルタイムで評価することができ、心臓の機能や構造的な異常がないかを調べることができます。心臓病の早期発見に非常に有用です。
    • エコー検査(腹部)
      肝臓や腎臓といった臓器内部の構造、胃や腸などの動きといった臓器の機能などを評価することができます。またガンなど異常なものがないかを調べることに関しても非常に有用です。

検診のご案内

検診とは健康診断と違い、診察や検査である特定の病気があるか調べることを言います。病気を早期発見、早期治療することを目的とする「二次予防」です。
人の「がん検診」や「歯科検診」がこれに当たります。
ちなみに健康診断は、健康状態を評価することで健康の維持や病気の危険因子を早く見つけ予防や早期発見に役立てることを目的とする「一次予防」です。


当クリニックでは、犬猫ともに死亡原因の上位である「心臓病」「腎臓病」を早期発見するための検診コースをご用意しております。

心臓検診コース

心臓病がないかを調べるための検査を行います。

  • 検診項目
    ・聴診
    ・血液検査
    ・心臓バイオマーカー ANP
    ・心臓バイオマーカー 高感度心筋トロポニンⅠ
    ・血圧測定
    ・胸部レントゲン検査
    ・心エコー検査
  • どんな病気が分かる?
    • 僧帽弁閉鎖不全症・・・特に小型犬に多い
      チワワ、トイプードル、マルチーズ、キャバリア、ヨークシャーテリア、 ポメラニアン、ミニチュアダックスフンドなど
    • 拡張型心筋症・・・特に大型犬に多い
      ドーベルマン、グレート・デン、ボクサー、コッカー・スパニエルなど
    • 肥大型心筋症・・・特に猫に多い
      メインクーン、ノルウェージャン・フォレストキャット、ラグドール、アメリカン・ショートヘアーなど
    • 先天性心疾患
      動脈管開存症、心室中隔欠損症など
  • どんな子にオススメ?
    ・なりやすい犬種、猫種
    ・咳、ハアハアと荒い呼吸が増えた、好きだった運動をしたがらない、最近元気・食欲がないなどの症状がある子
    ・8歳以上の子

腎臓検診コース

腎臓の機能に異常がないか調べるための検査を行います。

  • 検診項目
    ・血液検査
    ・腎臓バイオマーカー
     犬 シスタチンC
     猫 SDMA
    ・尿検査
    ・尿タンパククレアチニン比
    ・血圧測定
    ・腹部レントゲン検査
    ・腹部エコー検査
  • どんな病気が分かる?
    • 慢性腎臓病
      糸球体疾患・・・犬で一般的。猫は少ない。進行が早い。
      尿タンパクが出る。高血圧が合併。

      尿細管間質性疾患・・・猫で一般的。進行は遅い。
      多飲多尿。
    • 多発性嚢胞腎
      腎臓にたくさんの嚢胞(組織内にできる液体の溜まった病的な袋状のもの)ができ、徐々に大きくなることで腎機能が低下する遺伝性疾患。
      ペルシャ、アメリカン・ショートヘアー、スコティッシュフォールドなど
    • 腎腫瘍
      リンパ腫、腎芽腫など
  • どんな子にオススメ?
    ・多飲多尿、体重減少、食欲低下などの症状がある子
    ・8歳以上の子
    ・なりやすい猫種(ペルシャ、アメリカン・ショートヘヤー、スコティッシュフォールドなど)

健康診断・検診を受診するまでの流れ

①健康診断もしくは検診の内容を決定

・当クリニックの健康診断は健診基本セット(身体検査、血液検査、尿検査、レントゲン検査)をベースとしております。
・ご要望や目的に応じてオプション項目を追加したり、項目を減らしたりすることも可能です。
・内容を決めるにあたり、事前に獣医師と相談することも出来ますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

②事前に予約

・お電話もしくは受付にて事前にご予約をお願いします。

③健康診断(検診)前の準備

・健康診断(検診)を受ける際は前日の22時以降の絶食をお願いしております。
・検査終了後には食事が出来ますので、一回分のお食事も一緒にご持参下さい。
(ご持参されなかった場合はこちらでご用意もできます)

④健康診断(検診)当日

・健康診断(検診)の当日は来院前までお水を飲ませていただいて構いません。もし、前日の22時以降に食事をしてしまった場合は当クリニックまでご連絡の上、ご相談下さい。
・尿検査に関しては当日の朝、ご自宅で採取をしてご持参下さい。
(事前にご来院いただければ容器をお渡しします。)
・半日お預かりにて実施しますので、ご予約いただいた時間(午前中)にご来院いただき、午後お迎えにお越し下さい。

⑤結果のご説明

・結果は7~10日後に獣医師から直接ご説明いたします。
・その際は飼い主様のみお越し下さい。

健康診断・検診に関する注意事項

  • 事前にお電話もしくは受付にて必ずご予約をお願い致します。
  • 健診(検診)前日の22時以降は絶食でお越し下さい。
    22時以降に食事を食べてしまった場合、予定している検査を受けられなくなる可能性があります。もし食事を与えてしまった場合は当クリニックまでご連絡下さい。
  • 尿検査に関しては、当日の朝ご自宅で採取しご持参下さい。
    採尿に関する詳しい内容は「尿検査に関して」のページををご参照下さい。
  • ご自宅での採尿が難しい場合、健診当日にクリニックで直接採取することも可能です。
    採尿方法は、圧迫法、カテーテル法、穿刺法がありますが、当クリニックでは主に穿刺法を用いております。当クリニックでの採尿を実施する場合は別途採尿料をご負担いただきます。また、当日尿が溜まっていないと採取ができないため、採尿のみ後日となることがあります。予めご了承下さい。
  • エコー検査を行う際、より正確に評価をするため毛刈りを行う場合があります。予めご了承下さい。
    毛刈りをご希望されない方は事前にお申し付け下さい。
  • 安全に且つストレスを少なく健診を行うために、鎮静剤を使用することがあります。
    その際の鎮静処置料は別途ご負担いただきます。予めご了承下さい。
  • その他ご不明な点などございましたら当クリニックまで直接お問い合わせ下さい。

尿検査に関して

  • 尿検査においてより正確な評価をするためには、尿を混入物のない液体の状態で採取し、常温で1時間以内、冷蔵で6〜7時間以内に検査を実施することが望ましいとされています。
    それ以上経過した尿の場合、検査結果に影響する可能性があります。
  • 検査当日の朝、ご自宅で採取をし、ご持参頂くとスムーズに検査を行うことができます。
    また、当日の採取が困難な場合、前日までに尿だけご持参頂いても構いません。
  • 当クリニックでは採取した尿をお持ち頂くにあたり、シリンジとキャップを無償でご提供しております。
    事前にご来院頂ければ受付にてお渡しいたします。
  • ご自宅での採尿方法
    <犬の場合>
    ・お散歩で排尿する際、きれいなトレーなどで直接受け取る。
    ・ペットシーツを裏返しにし、表面に溜まった尿を採取する。

    <猫の場合>
    ・トイレで排尿している時に浅く切った紙コップや小さなお玉などで採取する。
    ・システムトイレを使用している場合、一度トイレをきれいに洗浄し、トイレ砂を入れないあるいは必要最小限だけ入れ、何も入れずきれいにしたトレーをセットします。排尿後、トレーに溜まった尿を採取する。
    ※いずれの場合も、便や砂、ゴミなどが混入すると正確な評価ができなくなりますので可能な限りきれいな尿を採取下さい。
  • 検査に必要な尿の量は5~10mlが望ましいです。
    採取量が少なくても検査が可能なこともありますのでその際は当クリニックまでご連絡下さい。
  • その他ご不明な点などございましたら当クリニックまで直接お問い合わせ下さい。

健康診断および検診の料金に関して

  • 2019年9月2日~2020年1月31日の期間は通常よりもお得な料金(最大15%off)にて実施いたします。
  • 心臓検診コース、腎臓検診コース、また健診基本セット+オプション全項目をご利用の場合はさらにお得な料金(最大20%off)となっております。
  • 実際の料金に関してはお電話もしくは直接ご来院の上、お問い合わせ下さい。
  • 健康診断および検診は通常ペット保険適応外となりますので予めご了承下さい。
  • その他料金に関してご不明な点などございましたら当クリニックまでお問い合わせ下さい。

こんな症状ありませんか?

わんちゃん編:おすすめの検査

  • 食欲が落ちてきた
    血液検査、レントゲン検査、エコー検査
  • 痩せてきた
    血液検査、尿検査、レントゲン検査、エコー検査
  • 散歩や運動したがらない
    血液検査、甲状腺検査、心臓検診
  • ハアハアしたり咳をする
    レントゲン検査、心臓検診
  • 吐く、便がゆるい
    血液検査、レントゲン検査、エコー検査
  • 水をよく飲む
    血液検査、エコー検査
  • おしっこの回数や量が多い
    血液検査、尿検査、エコー検査
  • 覇気がない
    血液検査、甲状腺検査、心臓検診
  • お腹が張っている
    血液検査、レントゲン検査、エコー検査

ねこちゃん編:おすすめの検査

  • 食欲が落ちてきた
    血液検査、レントゲン検査、エコー検査
  • 痩せてきた
    血液検査、レントゲン検査、エコー検査、甲状腺検査
  • 以前よりよく食べるが痩せている
    血液検査、甲状腺検査
  • 水をよく飲む
    血液検査、甲状腺検査、腎臓検診
  • おしっこの回数や量が多い
    血液検査、尿検査、腎臓検診
  • 夜鳴きが増えた
    血液検査、甲状腺検査
  • 吐く、便がゆるい
    血液検査、レントゲン検査、エコー検査、甲状腺検査
  • 少し呼吸が速い
    レントゲン検査、心臓検診

Clinic Information

〒183-0045 東京都府中市美好町1-1-18 石川ビル1F
「ハローワーク府中」の目の前

お気軽にお問い合わせください

TEL 042-306-9997
京王線「府中」駅より 徒歩約7分
京王線「分倍河原」駅より 徒歩約9分

駐車場(2台)、駐輪場あり

診療時間 日・祝
09:00~12:00
16:00~19:00

休診日水曜全日、日曜祝日午後

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