ワクチンについて
ワクチン接種の役割は、体内でウイルスや細菌に対する免疫を作り出し病原体から身体の健康を守ることです。
大切な動物たちを感染症から守るため、仔犬、仔猫の頃からしっかりワクチンの接種を行なっていきましょう。
犬のワクチン
当院で扱っている混合ワクチンは5種、6種、8種混合ワクチンです。
- 5種
犬ジステンパーウイルス
犬伝染性肝炎
犬アデノウイルス(2型)
犬パラインフルエンザ
犬パルボウイルス - 6種
犬ジステンパーウイルス
犬伝染性肝炎
犬アデノウイルス(2型)
犬パラインフルエンザ
犬パルボウイルス
犬コロナウイルス - 8種
犬ジステンパーウイルス
犬伝染性肝炎
犬アデノウイルス(2型)
犬パラインフルエンザ
犬パルボウイルス
犬コロナウイルス
犬レプトスピラ病(イクテロヘモラジー、カニコーラ)
猫のワクチン
当院で扱っているのは3種と5種混合ワクチンです。
- 3種
猫ウイルス性鼻気管炎ウイルス(ヘルペスウイルス)
猫汎白血球減少症ウイルス(パルボウイルス)
猫カリシウイルス - 5種
猫ウイルス性鼻気管炎ウイルス(ヘルペスウイルス)
猫汎白血球減少症ウイルス(パルボウイルス)
猫カリシウイルス
猫クラミジア
猫白血病ウイルス
また、猫エイズウイルス感染症のワクチンも事前にご相談いただければ接種は可能です。
※猫白血病ウイルスおよび猫エイズウイルスに関しては予防接種の前にウイルス検査を行うことをお勧めしています。ご希望の方は事前にご相談ください。
ワクチンの料金について
【犬】
5種 | ¥6,050 |
6種 | ¥7,150 |
8種 | ¥9,350 |
【猫】
3種 | ¥4,950 |
5種 | ¥6,050 |
※全て税込での表記です。
接種プロトコール
- 仔犬
- 1回目 生後約1.5~2ヶ月齢
2回目 生後約3ヶ月齢
(※状況により接種のタイミングや回数を変更することがあります)
その後は1年に1回の追加接種
- 成犬
- 1回目を接種し約4週間後に2回目を接種、その後は1年に1回の追加接種
- 仔猫
- 1回目 生後約2ヶ月齢
2回目 生後約3ヶ月齢
その後は1年に1回の追加接種
- 成猫
- 1回目を接種し約4週間後に2回目を接種、その後は1年に1回の追加接種
ワクチンアレルギーについて
ワクチンを接種すると体の中で免疫反応が起こり、まれにアレルギー反応として体調に影響することがあります。中にはアナフィラキシーショックという重篤なアレルギー反応を起こすことがあり、早急に対処をしないと命に関わるケースもあります。
通常、アナフィラキシーは接種後30分以内に起こることが多く、それほど重篤でなくてもアレルギーは半日〜1日くらい経ってから出ることもあります。
アレルギー症状が出ても適切に対処をすれば大事に至ることはほとんどありませんので、何か変化があればすぐに病院までお連れください。
ワクチン接種後の注意点
接種後しばらくは院内や病院近くで様子をみていただくのと、なるべく午前中に行い、一日様子をみていられる日に接種することをお勧めします。
また、接種した日はシャンプーや運動などは避けておきましょう。